「高含水レンズ」と「低含水レンズ」の違いはあるのか?
コンタクトレンズを使用している人であれば「高含水レンズ」というものと「低含水レンズ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
実際にそのようなものがどんな感じなのかということを理解している人はそこまで多くなく、何となくイメージで理解をしているという人がほとんどではないでしょうか。
そういう人にとって正しい違いがありますのでその知識を仕入れておくということは必要ですので今回はそれを説明していきます。
高含水レンズとは??
高含水レンズとは簡単に言うと素材自体が水分をあまり必要としないものです。
だからレンズ自体が目の水分を吸収するということに対して苦手な性質をもっているため渇きにくいと言われています。
要はレンズ自体に水分が多く含まれている関係で外部からの涙という水分は必要ないですよ=乾きにくいですよ、というものです。
だからこそ目にかかる負担というものは少ないと言われています。
低含水レンズはどんなものなの?
それでは逆に低含水レンズというものはどのようなものなのでしょうか。
低含水レンズは一般的には使い心地が良いと言われています。
ただし、その使い心地というものの引き換えにレンズの水分がなくなりやすいと言われているため、そうなってしまうと涙から水分を補充しようとしていきます。
だから使っているとその水分を補充していくため、長時間コンタクトを使用するという場合にはこのタイプが適していると言われています。
ドライアイの人にはどちらが良いのか
ドライアイは、そもそも涙の量が不足して目が乾きやすくなっていくという症状ですが、実際にこのような人の場合は高含水レンズと低含水レンズのどちらを利用したらよいでしょうか。
これは結論は簡単で低含水ということになります。
というのが先ほど説明した通りで、このレンズの特徴で涙から成分を吸収しようとしますので、自然とそれが潤っていくことになるからです。
現在では様々な人にこのタイプが利用されています。